「スマートEX」と「エクスプレス予約」の違いと選び方

生活
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JR東海、JR西日本の新幹線予約サービスには大きく分けて2つ種類があります。その特徴と使い方、感想をお伝えします。なお、元々は東京~博多間のサービスでしたが、2022年6月25日より(2022年5月21日予約開始分)九州新幹線区間(博多~鹿児島中央)へ拡大し、より使い勝手がよくなります。

出典:「スマートEX」気軽にネット予約で新幹線を利用するなら! (smart-ex.jp)
出典:エクスプレス予約 新幹線の会員制ネット予約 (expy.jp)https://expy.jp/top.php?
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スマートEXとエクスプレス予約の同じ点

  • 入会申し込みをすることで、インターネット上で新幹線の指定席が取れる
  • パソコン・スマホ・アプリで何度でも手数料無料で予約変更が可能
  • 窓口だと通常は1か月前の10時から取れるが、会員になることで、さらに7日前から座席を予約することができる(注意:確約ではない)

お盆時期やお正月の1か月前の時期はログインが困難になるほど回線が込み合います。事前に予約できることで、仕事中に気にすることなく席の予約ができたり、ログインができずに席がなくなる、ということがなくなります。*席の確保確約ではありません

スマートEXとエクスプレスの違う点

年会費

  • スマートEX:無料
  • エクスプレス予約:1,100円(税込み)

申し込み方法

  • スマートEX:今すぐ使える(手持ちのクレジットカードと交通系ICカードの登録)
  • エクスプレス予約:対象のクレジットカード(JR東海エクスプレスカード、もしくはJ-WESTカード「エクスプレス」)が必要→クレジットカードが届くまで最短5営業日かかる
    • 自分のクレジットカードで登録できる「プラスEX会員」もエクスプレス会員の一部であるが、一部サービスが異なる(後述)

乗車方法

  • スマートEX:登録した交通系ICカード
  • エクスプレス予約:EX予約専用ICカード
    • 入会後専用のEX予約専用ICカードが届く。会員登録後は自分の交通系ICカードと連携することも可能

商品の価格

  • スマートEX:駅窓口とほぼ同じ価格
  • エクスプレス予約:お得な会員価格

エクスプレス予約の会員価格だと、例えば東京~新大阪だと13,620円と駅窓口と比較して1,100円安くなります。つまり、年会費1,100円は東京~新大阪、片道1回分で元が取れます。その他、早得商品や往復割引もあり、年1回東京~新大阪を往復するなら、エクスプレス予約会員の方がお得になります。また、自分だけでなく、友達や家族分のチケットも同時に購入でき、同じ会員価格になりますよ。

その他特典

  • エクスプレス予約:グリーンプログラム
    • 「プラスEX会員」にはない
グリーンプログラムとは

エクスプレス予約で乗車する利用区間に応じて自動的にポイントが貯まり、一定数以上のポイントが貯まると普通車指定席の値段でグリーン車に乗れるサービスのことです。

グリーンプログラムは簡単は貯まりません。東京~新大阪を例にとると、1乗車あたり、90ポイント貯まります。のぞみでグリーンプログラムを使う場合、区間の長短によらず1,000ポイント必要なので、東京~新大阪だと、1年間に6往復必要です。

貯まるポイントは距離に応じて増減し、東京~博多だと1乗車あたり150ポイント貯まります。

また、2人で東京~博多間乗ると、倍の300ポイント貯まります。

極端な話、のぞみでグリーンプログラムを使ってグリーン車に乗るなら、東京~品川間でも、東京~新大阪でも同じ1,000ポイント必要なのです。

2,000ポイント貯まった場合は友達と二人で、グリーンプログラムを使ってグリーン車に乗ることができますよ。

エクスプレス予約の中の「プラスEX」は年会費1,100円はかかるけれど、グリーンプログラムの対象外です。もし、グリーンプログラムが貯まる乗車頻度であれば、専用のクレジットカードを作った方がお得ですね。

まとめ

1年間で東京~大阪間を1片道で年会費の1,100円の元は取れるので、エクスプレス予約会員にはメリットがあります。自分のクレジットカードでエクスプレス予約会員になれる「プラスEX」は、クレジットカードを増やしたくない方にはいいシステムですが、年間1,000ポイント貯まるのであれば、専用のクレジットカードを作ることでグリーン車にプラス料金なしでのることができるのでお勧めです。

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