夏になるとどこからともなく香る「蚊取り線香」。私はこの香りが嫌いではありません。が、効果は本当にあるのかな?子供や赤ちゃんに害はないのかな?と心配になったことはありませんか?今回は蚊取り線香の効果ととても簡単な消し方を併せてお伝えします。
蚊取り線香の効果
蚊取り線香はピレスロイド系の殺虫成分が含まれています。火をつけることで、熱によって殺虫成分が空気中に漂い、近くにいる蚊を殺虫します。 また蚊を追い払う忌避効果もあります。
蚊取り線香は、蚊だけではなく、カブトムシや鈴虫などの昆虫全般に殺虫効果があります。また、熱帯魚や金魚など水中の魚に対しても毒性が強いので、蚊取り線香を使う時には、虫カゴや水槽にカバーをしたり、部屋の外に出すなどの注意が必要です。
蚊だけでなく、昆虫にも効果があります。コバエにも一定の効果があります。
また、人よっては目やのど、鼻に刺激を感じる人もいるのでそういう方は適度な換気が必要ですね。
ってことは、赤ちゃんにはよくないんじゃないの?
蚊取り線香の有効成分であるピレスロイド系殺虫剤は、蚊の皮膚や口から入り、神経に作用して退治します。人間などの哺乳類の体に入ったときには、体の中で速やかに分解され、短時間で体外へ出ていくので、害はありません。ですので、安心して使えますよ。
範囲はどの程度なのかしら?部屋に何個置くと効果的なのかしら?また屋外はどうすればいいのかしら?
効果のある範囲は2,3mと言われているので、1部屋に1つで十分部屋中に浸透しますよ。
風上に置いて使用すると、効果的に有効成分が行きわたります。
屋外で使用する場合は、複数箇所に置くと風向きに関わらず安定した効果が得られます。
1巻使い切ったとして、何時間使えるの?
レギュラーサイズで約75cmあり、約7時間ご使用いただけます。その他、大型サイズ(12時間)やミニサイズ(3時間)もあります。
ハサミも水も使わない消し方
皆さんは蚊取り線香を消すとき、どうやって消してますか?ポキっと途中を折ったり、水につけたりする人が多いのではないでしょうか?私もその一人でした。ある方法を知るまでは。
そうなんです。ホッチキスの芯を使うことで簡単に消すことができます。
ホッチキスの芯を1㎝ほどの束で切り取り、消したい位置につけます。
10cmで1時間と言われています。なので、2時間後に消したいときは20cmあとに被せればよく、30分後に消したいときは、5cmあとに被せればいいということになります。
消えました。
ホッチキスの芯を外すときは熱いので割り箸等を使うか、冷めるまで待ってくださいね。
まとめ
知らないうちに刺されていることも多いですが、予防することが大事ですね。蚊取り線香を有効活用し、夏を乗り切りましょう。