簿記2級合格する①~合格率50%の3級~独学での勉強時間1ヶ月

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人気の資格の簿記ですが、完全独学、5週間で98点で3級を合格しました。その勉強方法とコツをお伝えします。完全独学での勉強を考えている方、勉強方法を知りたい方のお役に立てると思います。

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簿記3級の合格率は?

回によって合格率にばらつきがありますが、基本的には40~50%の合格率です。2人に1人は合格できます。私は153回受験ですが、43.1%でした。

受験者数(申込者数)実受験者数合格者数合格率
160(2022.2.27)52,649名44,218名22,512名50.9%
159(2021.11.21)58,025名49,095名13,296名27.1%
158(2021.6.13)58,070名49,313名14,252名28.9%
157(2021.2.28)70,748名59,747名40,129名67.2%
出典:簿記 受験者データ | 商工会議所の検定試験 (kentei.ne.jp)

一般的に簿記3級を取得するのにかかる時間は?

100時間と言われています。そこから日々勉強できる時間を逆算し、何カ月かけて勉強するか、目標を定めると集中して取り組めると思います。

大学生
大学生

授業にバイトに、中々時間が取れないから、平日1時間・土日2時間だとすると10週間ほどだから3ヶ月かかるわ。

サラリーマン
サラリーマン

忙しいのはいつも、だから集中して勉強するぞ。平日朝1時間、夜カフェで1時間の平日2時間、土日は合計で3時間する、となると8週間か。2か月ならやり切れるぞ。

独学or通信or通学

合格率50%なので、独学でもいいとは思います。教科書・問題集で3,000円ほどでできますね。

逆に、何回か落ちてしまった人、1週間本気で勉強してみても仕訳の基本が理解できないのであれば、通学や通信を使ってもいいと思います。

私のバックグラウンド

経営学部卒のため、大学で簿記の入門は学んでしました。借方/貸方ぐらいは。しかし、卒業後10年以上の年月を経て勉強を再開するにあたり、借方/貸方の概念すらすべて消えていました。

ですので、アドバンテージがるとすれば、拒否反応はなかった、ぐらいです。

まずは簿記3級を取得した理由と勉強方法と時間

基本に忠実に!まずは3級を

独学で勉強するからには応用より基本に忠実に行くべきだ

遠回りのように思いますが、まずは3級取得を目指し、動くことにしました。しかし、この方法が結果的には大成功‼本番では98点でした。

簿記2級を目指しているのであれば3級取得が近道でもありますよ

簿記2級合格の勉強時間は

・初学者で350~500時間

・3級保持者で250~350時間

つまり、3級の勉強に必要な100時間はまるまる2級の勉強に必要だということです。

一度3級のレベルで力を試し、確実なものにすることが2級への近道と言えますね

5週間で98点で合格した勉強方法と問題集選び

簿記を取得しよう!と思い立ったのが10月初旬。最短の簿記のテストが11月下旬でした。つまり、テスト本番まで5週間でした。それも、一番近くの会場は既に定員オーバー、とかなり出遅れていました。

正直出遅れ感はとてもありましたが、11月合格を目標に、

  • 3級の本・問題集を注文
  • 試験申し込み

を思い立ったその日のうちに行いました。問題集については大きな本屋さんに行く時間もなかったので、口コミをもとに、選びました。

これだけです。この2冊を完璧にこなすことで、確実に合格できます。時間がなかったため、過去問を解くことも、ありませんでした。(試験慣れのためには解いた方がいいかとは思います)

これはとても評判も良く、時間があれば試験形式に慣れるためにも解きたかった問題集なのですが、なんせ5週間、時間がありませんでした。(2級では解きました)

そんな私が実践した方法は基本に忠実に、仕訳を制す 問題集は決めた1冊をとことん

これだけ、と言っても過言ではありません。この2つは2級の時も守り抜きました。(2級も実質7週間で合格しました)

具体的には

  • 大問3など途中で問題を解いている途中で仕訳に迷ったら、迷わず止まる、仕訳を確認する
    • 答えを見て確認する
    • 該当箇所の教科書を見て類似問題を解く
    • 該当箇所の教科書ページを問題にも書き込む

これだけです。とてもシンプルです。

しかし、こんなことをしているので1問解くのにとても時間がかかります。確認の繰り返すですから。しかし、また同じ問題・仕訳でつまづいても問題集に教科書の該当ページを書き込んでいるのですぐ見つけることができますし、3回同じ間違えをすると、ほぼほぼできるようになります。それでもできない問題ももちろんありますが、それは前日や前々日に見直す用に、付箋でチェックを入れます。

大き目の付箋を貼り、用語の意味を調べ記入したり、小さな付箋には問題集該当ページを書いたり、また問題集には教科書該当ページを書いたり、工夫しました。

勉強はこれだけです。試験慣れという意味では、時間配分のためにも試験形式の問題を解くのはするべきですが、なんせ時間がなかったので2時間ぶっ通しで問題に取り組んだのは試験が初めてでした。

5週間でのtotalの勉強時間

75時間です。

平日3時間×5日×5週です。子供がいたため、土日はゼロ時間です。フルタイムで仕事をしていたので、昼休みと夜に分けていました。が、電卓を使う問題は夜しかできないので昼休みは主に仕訳の復習です。一般的には100時間は必要と言われているのでとても短いわけでもありませんね。しかし、基本に忠実に勉強したことが功を奏したと思っています。

試験本番から結果発表まで

終わった瞬間「受かった」と思いました。変な計算ミスを連発していなければいけたな、と思いました。結果発表での98点は嬉しかったですね。

まとめ

3級は特に簿記の基本のキなので基本に忠実に、難しい応用問題があっても基礎問題が解ければ合格点にはいくと思います。仕訳を制してください‼

2級も仕訳を制するに変わりはないと思ってはいますが、3級のようには甘くはありません。

簿記2級取得の道のりは次回投稿をお待ちください。

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