簿記2級を取得する②~独学での勉強方法パブロフと勉強時間1ヶ月半

生活
スポンサーリンク
スポンサーリンク

3級試験から2級の勉強を始めるまで

めでたく、5週間で3級を取得しました。

その後2級を受けるにあたり、

次は2月かぁ…3カ月弱だと間に合わないな。6月試験に備えて教科書選びをしよう

11月試験から2月試験まで3ヶ月。無謀だと思っていたので、6月試験の予定でした。(今はネット試験会場もあるので、自分のペースに合わせて受けれるようになりましたね)となると、半年近く時間が空くので、3級試験後特に勉強せず、既にだらけてしまいました。

簿記3級は短期で詰め込んだから、忘れるのも早いわ。ということは今から勉強したほうがいいわね。

と思い直したのが、12月のクリスマス前。クリスマスイブに新しい教科書・問題集が届いたのを今でも覚えています。

簿記2級の合格率は

受験者数(申込者数)実受験者数合格者数合格率
160(2022.2.27)21,974名17,448名3,057名17.5%
159(2021.11.21)27,854名22,626名6,932名30.6%
158(2021.6.13)28,572名22,711名5,440名24.0%
157(2021.2.28)45,173名35,898名3,091名8.6%
出典:簿記 2級受験者データ | 商工会議所の検定試験 (kentei.ne.jp)

25%前後と言われていますので、4人に1人しか受かりません。

一般的に簿記2級を取得するのに必要な時間は

簿記3級取得者が一般的に250~300時間と言われています。3級を持っていない人がいきなり2級を目指す場合は350~500時間と言われています。自分が1日に勉強できる時間を逆算し、いつから勉強を始めるべきか、考える必要がありますね。

通学or通信or独学

ぐっと難易度も上がるので、時間的にも経済的にも余裕があれば通学も手段の一つとしていいと思います。今は、オンライン講座も多いのでいつでもどこでも隙間時間に少しずつでもできますね。

3級を飛ばし、2級から始めた人で、理解するのにとても時間が掛かるなら3級から勉強した方が早い気がします。また、3級の内容は理解できたけど、本気で勉強して2回3回と2級の不合格が続く方は違う方法を当たる方が早いと思います。方法が間違っていたり、コツが掴めてない可能性が高いと思います。

リーズナブルに通信講座を受けたい方はスタディングという方法もいいと思います。

選んだ教科書

3級試験時に使ったのも口コミは良かったし、結果98点で合格できたのでいい教科書・問題集だと思います。教科書やDVDでも分からない時はYouTubeで調べたりもしていました。

2級になると、難易度がぐっとあがるんだろうな、と思っていたので、もう少し痒い所に手が届くような教材を求めていました。そして、通信教材は2級となるとぐっと値段が上がるのでできればリーズナブルなものも求めていました。

そこで2級は

この「パブロフ」のもので商業簿記・工業簿記で教科書と問題集で4冊揃えました。これが大正解‼

口コミもいいのですが、本当に良かったです。読むだけでは分からない難しい問題はQRコードがついており、1問につき、1時間ほどの動画解説授業が数問分あります。これを繰り返し聞き、理解するようにしました。

3級勉強時に「パブロフ」を知っていればこちらを選んでいたと思います。3級を98点で合格してもそう思うほど「パブロフで勉強してたらどうなってたかなぁ」とプラスで思うほどよかったです。

2月に受けることにチェンジ。試験まで7週で合格した勉強方法

クリスマスイブに教材が届き、少しずつ始めますが、冬休みからの正月、と勉強できませんでした。その後平日3時間×5日の勉強を始めるわけですが、

合格率25%だと、1回で受かる保証はどこにもないわ。2月も受けてみよう。

2月試験を受けることにしました。受験料も高くはありませんが、いいランチが3度ほど食べれるくらいはかかります。お金が絡むとスイッチが入りました。

方針は3級と同じです。仕訳を制す

3級勉強時と同じで、大問を解いていて理解できない言葉や仕訳に当たったらその都度立ち止まり、教科書を確認する、小さな疑問点も逃さない、ということです。

工業簿記と商業簿記の勉強の割合

初めての工業簿記。会計事務所や経理で働いていない限り、工業簿記の概念すら分からないまま理解しなければならないので、慣れない言葉に苦労しました。

工業簿記は解法がパターン化されているので、工業簿記で40点満点取ることが点数の安定化になりますよ。

そうなんです、グラフの書き方を覚え、自分でグラフが確実に書けるようになれば工業簿記は満点が狙えます。

しかし、工業簿記ばかりしていては、テスト毎に難易度に差がある商業簿記が進みません。私は平日5日のうち、2日工業簿記、3日商業簿記と勉強していました。

勉強時間

3級と同じくフルタイムで仕事をしており、子供もいるため、平日のみ3時間×5日×7週で105時間です。

よくこんな時間で受かったな…と思うし、実際試験前は受かる気ゼロで、試験後に安心して自己採点に臨めたわけではなかったのでお勧めしません。

お金がかかると人間本気になる

ということですね。

気を付けた勉強方法

仕訳を確実にするのは何回もお伝えしている通りです。

2級では、

口コミのいい、この問題集も使ってみたいと思っていたので、実際購入し使いました。

私の使い方は、1問ずつ分からないところは仕訳に立ち返って解いていったので、2時間通して解きませんでした。解けませんでした。

あと、連結会計3期前まで、の問題が過去問ありましたがこれは捨てました。覚えることも多く、初めの段階で数字が間違ったらもう終わりですよね。前期までの連結会計は確実に解けるようにしておきました。大問1の仕訳問題で出るかもしれないし、大問3で出たら部分点を狙いにいく作戦です。

その代わり、苦手なのは連結会計だけ、という状態までもっていきました。

まとめ

完全独学でも難関の簿記2級を合格することは可能です。しかし、合格したいという強い意志と信念は必要です。

工業簿記分野は満点を目指した勉強が必要です。商業簿記は部分点を確実に取っていく積み上げ式でも合格点に届きます。

error: Content is protected !!